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ペイオフ Q&A

ペイオフ対策決定版

 

  1. 元本1,000万円を超える預金は戻ってこないのでしょうか。
  2. 銀行が破綻した場合、預金はすぐに引き出せるのですか。
  3. 受け皿銀行って何ですか。
  4. 名寄せってどのように行われるのですか。
  5. 家族の名前で預金している通帳は名寄せでどうなるのですか。
  6. 住所や姓が違っていたらどうするのですか。
  7. 住宅ローンを借りているのですが、定期預金・普通預金と相殺できるのでしょうか。
  8. 借りているローンは銀行が破綻した場合どうなりますか。
  9. 財形貯蓄はどうなりますか。
  10. 対象外の商品はどうなるのですか。
  11. マンションの管理組合の積立金はどうなるのですか。
  12. 銀行が統合したらどうなりますか。
  13. 死亡した親名義の預金はどうなりますか。
  14. それまでの取引はどうなりますか。
  15. 預金や借入の申し込みはできるのでしょうか。
  16. 担保となっている預金はどうなりますか
  17. 複数の預金があった場合はどのような順序で払い戻されるのですか。
  18. 仮払いって何ですか。
  19. 外貨預金や外貨建ての借入はどうなりますか。相殺できるのでしょうか。
  20. 破綻金融機関の手形や小切手はどのように支払われるのでしょうか。
  21. 月―金処理って何ですか。
  22. ペイオフ時代の金融商品って何ですか。
  23. 外貨預金の優位性とリスクは。
  24. 金の優位性とリスクは

1.元本1,000万円を超える預金は戻ってこないのでしょうか。

 元本1,000万円を超える部分については、破綻した金融機関の財産状況に応じて「概算払い」(破産配当見込を考慮)された後、確定した時点で超過額があれば改めて追加支払されます。 18.も参照下さい。 《back》

2.銀行が破綻した場合、預金はすぐに引き出せるのですか。

 名寄せが行われたら数日後には元本とその利息は支払われると考えられます。アメリカでは金曜日に破綻処理をして土日で処理をして月曜日には支払できる体制で金―月処理と呼ばれています。《back》

3.受け皿銀行って何ですか。

 資金援助方式で破綻銀行から営業譲渡を受ける銀行のことです。すぐ受け皿銀行が見つかれば影響は少ないですが、すぐ見つからないときはブリッジバンク「承継銀行」が業務を引き継ぐと思われます。《back》

4.名寄せってどのように行われるのですか。

一つの銀行で預金者が複数の口座を持っているかどうかを確認する作業です。預金保険機構が破綻銀行から預金者データを受け取り行います。預金者データが正確かどうかが問題です。住所、氏名、生年月日、電話番号など間違っていると支払に問題が生じます。《back》

5.家族の名前で預金している通帳は名寄せでどうなるのですか。

 預金者の個人単位で行われますが、家族の借名口座などは本人とみなされるので注意が必要です。
借名口座や他人名義の口座は保護の対象外です《back》

6.住所や姓が違っていたらどうするのですか。>

 支払請求書が本人住所に届かなかったり、受取時に本人確認書類と住所や、姓が異なって本人確認ができなかったり、不都合が生じると思われます。《back》

7.住宅ローンを借りているのですが、定期預金・普通預金と相殺できるのでしょうか。

 できます。満期が来ていれば問題ありませんが、満期前に破綻した場合は預金約上等規約で定めがあることが必要です。2002年3月末までにすべての対象金融機関は相殺規定を設けました。相殺は申し出が必要で、自動的に相殺されることはありません。
借入額が預金残高を上回っている場合の相殺には注意が必要です。相殺のために借入全体の期限の利益を放棄すると残額についても即時に返済しなければならなくなります。どの預金とどの借入金を相殺するのかを記載した「相殺通知書」を作り預金通帳証書を添えて申し出ることとなります。《back》

8.借りているローンは銀行が破綻した場合どうなりますか。

現在の借入についての変更はありません。《back》

9.財形貯蓄はどうなりますか。

 運用している商品の種類にかかわります。保険対象預金のみ保険限度内で保護されます。
ペイオフの対象となる商品
一般財形貯蓄(期日指定定期預金・定期預金・積立定期預金)
一般財形金融債(利付金融債)
一般財形信託(金銭信託・貸付信託)
対処外商品
証券型一般財形信託(公社債投信・株式投信・国債・地方債・社債)
郵貯一般財形貯蓄(定額預金・簡易生命保険)
一般財形積立保険(貯蓄型の生命保険)
財形貯蓄傷害保険(貯蓄型の傷害保険)《back》

10.対象外の商品はどうなるのですか。

 他の保険機能(信託業法等)で保護されているもの以外は、預金の種類によって異なります。たとえば外貨預金などは預金保険機構が預金者の請求に基づき予想配当率を考慮して定めた「概算払い率」に基づいて買い取る制度があります。概算払い率を超えた処分益があった場合は清算払いが行われます。処分益が下回っても返還はする必要がありません。その他は一般債権者と同様に更正手続き等に参加し弁済を受けることとなります。《back》

11.マンションの管理組合の積立金はどうなるのですか。

 権利能力の主体別に預金者を確定してゆきますので、個人は「一人」企業、学校、地方自治体などは「法人格」別に1法人=1預金者です。法人格を有していなくても「権利能力なき社団」とみなされる場合は独立の預金者として扱われます。そうでない場合は各構成員の預金として扱われます。《back》

12.銀行が統合したらどうなりますか。

 一つの銀行となるケース(三井住友銀行など)は名寄せされますが、合併1年間は個別に1,000万円の保護があります。持株会社の下で統合された(みずほファイナンシャルグループ・三菱東京ファイナンシャルグループなど)は各銀行ごとに名寄せされます。《back》

13.死亡した親名義の預金はどうなりますか。

 破綻前に死亡している場合は、相続人の預金ですので、相続分が確定している場合は、各相続人に名寄せされます。決定していない場合は名寄せの対象からはずされるものと思われます。死亡後に破綻した場合は親名義の預金が独立して預金保護の対象になります。《back》

14.それまでの取引はどうなりますか。

 既存の借入については影響ありませんが延滞債権などの回収態度に変化はあると思われます。貸出し債権が救済金融機関に引き継がれるかどうかはわかりません。引き継がれない場合は整理回収機構に売却されると思われます。《back》

15.預金や借入の申し込みはできるのでしょうか。

 共益債権であれば払い戻しができると考えられますが、払い戻し制限がないかどうか確認が必要です。再生手続き開始後は業務継続可能、更正手続き開始後の業務は更正管財人にゆだねられます。《back》

16.担保となっている預金はどうなりますか。

 払戻しの順序
1) 他の債権の担保権となっていないものを優先する。
2) 満期が早いものを優先
3) 満期が同じなら金利の低いものを優先
4) 満期金利とも同じなら預金保険機構が指定するものを優先
5) 担保の目的となっているものが2以上あるときは預金保険
機構の指定するものを優先
上記ですので、最後順位です。総合口座の定期預金は借入を行っていないときは通常の定期預金ですが、借入があるときは担保預金として取扱いを受けます。担保となっていない預金が1,000万円以上あるときは、払戻しの順位の遅い担保預金は預金保険の保護を受けることがありません。また、買取の対象にもなりません。弁済や配当を待つことになりますが担保権者は配当すると不利益を受けますので、配当代金を差し押さえるなど保全措置を講じるでしょう。・・・相殺が可能であれば相殺するのがよいと考えられます。ペイオフでなく受け皿銀行に債権債務が引き継がれる場合に貸出しなどの資産を引き継ぐかどうかは救済金融機関の選択にかかってきます、これに対し預金は払戻しの順序で引きつがれます。払戻し順位が最下位の担保預金は引き継がれない可能性が大きくなります。《back》

17.複数の預金があった場合はどのような順序で払い戻されるのですか。

上記16.参照
《back》

18.仮払いって何ですか。

 保険事故から1週間以内に預金保険機構が決定します。払戻しまでに日数がかかる場合、預金が凍結されたままでは支障が生じます。破綻金融機関の店頭で、普通預金の通帳と届出印鑑等を提示して1口座あたり60万円を限度に支払われます。仮払金は最終には払戻しの額から控除されます。《back》

19.外貨預金や外貨建ての借入はどうなりますか。相殺できるのでしょうか。

 外貨預金と外貨建て借入は相殺できます。外貨預金と円貨建て借入、円貨預金と外貨建て借入との相殺は債権者に判断にもよりますが、基本的にはできません。(相殺できるという契約もあります)破綻金融機関が破産法に基づく処理を受けている場合は、破産者に対する非金銭債権や外貨建ての債権は、破産宣告時点の評価を持って破産債権とし、また期限付き債権、債務の相殺も認めていますから取引金融機関の約定に関係なく借入金と外貨預金を相殺することができます。円建て預金を持って外貨建て借入と相殺することもできます。会社更生法や民事再生法にはこのような手続きはありません。保護の対象になっていない譲渡性預金は借入金と相殺可能です。《back》

20.破綻金融機関の手形や小切手はどのように支払われるのでしょうか。

 破綻時点で預金は凍結されているので、手形小切手の決済も止まってしまいます。債務者に対して買戻しを請求するなど対応が必要です。自己宛小切手、信用状、(L/C)、TCなどは預金と同様に銀行の債務ですが、預金ではないので保護の対象になりません。自己宛小切手の決済資金は振り出しを依頼した預金者の別段預金に入金しております。《back》

21.月―金処理って何ですか。

上記2.参照
《back》

22.ペイオフ時代の金融商品って何ですか。

 日本の個人金融資産は1,400兆円といわれています。その6割近くが預貯金と現金です。アメリカの9%と比べても如何に現金預金で保有されているかがうかがえます。預貯金がノーリスク・安全という神話は無くなりました、銀行預金もリスクがあるあたりまえの時代になったということを理解し、これからの資産運用商品はリスクを分散して運用することが求められています。私たちの退職までの蓄えは安全であれば、その後の公的年金と退職金(貯蓄)で生活ができた良い時代が終わり、収入のある期間に、どれだけ安全に資産を形成してゆく努力や能力を身につけるかで、老後の生活が大きく変わってくることになります。リスクとリターンを理解して自分の将来計画にあった購入が求められています。対象商品としては 変額年金・投資信託(不動産含む)・株式 など資産3分法生活資金・確実性の預金・利殖性のお金外貨・金・預金・不動産・株式・投信など
注意すること
欲をかかない
商品の説明を聞いて理解できないものは購入しない
他人のうまい話に乗らない
借入金で利殖商品を購入しない《back》

23.外貨預金の優位性とリスクは。

 「いまや外貨を持たないことがリスクの時代」
将来円安と捕らえたときのメリットや外貨の利回りのよさばかりでなく破綻しかけている日本の財政事情などから見ても、将来日本が破綻する場合の避難先として円貨だけに偏らない分散投資という意味でも重要なキーワードとなってきています。《back》

24.金の優位性とリスクは

 貨幣に信用力が無くなったとき次に何を信任するのか。
株式や国債、預金証書、貨幣を含めそれぞれその発行体がその価値を保証しています。発行体が破綻するとその価値が無くなったり激変したりしますが、金は独自の価値をもっていますが、裏付けを必要としません。相場の変動はありますが世界共通の価値があります。究極の支払手段といわれる所以です。
過去何回も通貨の混乱のたびに金本位制が復活しています。
利息を生まないという意味で、またこの数十年間価格が下落傾向にあったことなどから資産として考えられてこなかった。(日本)
価格変動が大きく投機的であるということ、売買の手数料負担が高い
一例:当日の海外金価格を円換算した金額に30円を加えて売り価格とし、30円引いて買い価格としている。売買すると60円費用がかかる。また100グラム以下は1本に付別途5,000円の手数料がかかる)などのデメリットもある。《back》

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